三菱自 eKワゴン・オッティなど10万台リコール Pレンジ不能の恐れ

三菱自動車は26日、eKワゴンデミオ、トッポなどにつき、次のとおりリコールすると国交省に届け出た。

1、不具合の部位( 部品名): 動力伝達装置(パーキングコントロールレバー)
2、不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
自動変速機のパーキング機構(自動変速機のアウトプットシャフトを機械的に固定する機構)を作動させるパーキングコントロールレバーにおいて、溶接工程管理が不十分なため、車両が停止する前にPレンジへシフト操作をすると、当該レバーに過大な応力がかかり溶接部が破損することがある。そのため、パーキング機構が作動しなくなり、駐車ブレーキをかけずに坂路等に駐車した
場合、車両が動き出すおそれがある。
3、改善対策の内容: 全車両、パーキングコントロールレバーを良品に交換する。
4、不具合件数 39 件 事故の有無 無し
5、対象車両:eKワゴン・eKスポーツ、トッポ、アイ、オッティ(日産)の5車種、8型式
6、対象車両台数:101,927台
7、対象車の製作期間:平成20年12月1日~平成23年3月9日

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