ホンダ Dunk(ダンク)1万3千台 改善対策  燃料漏れのおそれ

ホンダは19日、バイクのDunk1万3千台、改善対策を講じると国交省に届け出た。
1、不具合の部位(部品名):
(1) 燃料装置(フューエルトレイドレンチューブ)
(2) 燃料装置(フューエルトレイ)
2、不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
(1) 燃料タンクのフューエルトレイドレンチューブの取付け位置が不適切なため、雨天走行でドレンチューブ排出口から入った雨水が燃料タンク内に浸入することがある。そのため、燃料ポンプが水を吸い込むとエンジン不調となり、エンジンが停止するおそれがある。また、浸入した水の影響により、燃料タンク底部が錆び、そのままの状態で使用を続けると錆が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。

(2) 燃料タンクのフューエルトレイの形状が不適切なため、後ろ傾斜地で駐車中にフロアから入った雨水等がフューエルトレイに溜まり、燃料タンク内に浸入することがある。そのため、燃料ポンプが水を吸い込むとエンジンが始動できないおそれがある。また、浸入した水の影響により、燃料タンク底部が錆び、そのままの状態で使用を続けると錆が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。

3、改善対策の内容:全車両、フューエルトレイドレンチューブを清掃し、取付け位置を変更するとともに、フューエルトレイを対策品に交換します。また、燃料タンク、燃料ポンプ、インジェクタ、燃料ホースを新品に交換します。

4、不具合件数(1)2件、(2)3件/事故なし
5、対象車両:Dunk、型式:JBH-AF74 台数:13,391台
6、製作期間:平成25年12月26日~平成26年11月26日

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