軽でも引っ張れる木製キャンピングトレーラー/タイニー・ハウス・ジャパン

日田杉で知られる大分県、中津市耶馬渓町の建築士田上晴彦氏が木製キャンピングトレーラーを作り、販売を開始した。
田上氏は三重県出身で、家は祖父の代から製材業を営み、自らは工務店をしていたという。2012年から日田杉で知られる耶馬溪町に移り住み、古民家の改修工事など請け負っている。現地の杉や楢材に魅了され、需要を掘り起こすため、トレーラーを思い付き、設計・製作した。
トレーラー室内は長さ2200、幅1300、高さは最高1900(各mm)、椅子・テーブル・キッチン・照明は標準装備、ほかにオプションもある。価格は本体価格150万円。軽自動車での牽引可能という。
(も少し大きい250万円のキャンピングトレーラーも用意されている)
トレーラーから台車部分を取り外せば、ハウスとして独立して庭などで使用できる。
現代のキャンピングトレーラーはFRPやアルミ素材で作られたものが主流を占めているが、欧州では、結構木製トレーラーも多いそうだ。
なんだか、移動店舗でも使用できそう。古くなったら、いろいろカラフルに塗装しても面白そうだ。
http://tinyhousejapan.jimdo.com/

0703_06

<外部>
壁・杉板  塗装・鉄明礬  窓・ポリカーボネート
ボデー腹面・ガルバリウム鋼板  屋根・高耐久トラックシート
シャーシ・カーゴトレーラ  前後外部照明
ホップアップルーフ アウトリガージャッキシステム4方格納 網戸
<内部>
壁、天井・杉板  床・ナラ無垢フローリング
キッチン2口ガスコンロ・プロパン、ブタン兼用
水タンク・20L  外部、走行共充電可能
ブラケット照明2箇所  キッチンダウンライト  下駄箱収納 100vコンセント2箇所
<オプション>
オーディオシステム  3ウェイ冷蔵庫  携帯トイレ
カーテン  慣性ブレーキシステム

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