ホンダ 2013年度 輸出40.4%減 国内生産比率21.2% 過去最高生産
ホンダは2013年度の四輪車生産・販売・輸出実績、世界生産、海外生産、北米生産およびアジア生産が年度として過去最高を更新したと発表した。
日本からの海外への輸出は97,311台で前年度比▲40.4%減で3期連続減となっている。
ホンダの国内販売は848,379台で前年度比18.4%増、2年度連続増だった。
ホンダにとって、もう国内では、軽しか興味がないようだ。
なお、2013年(1~12月)での世界生産台数は、前年比4.5%増の429万8,390台、2年連続で過去最高の記録となっていた。
アベノミクスは、いくら企業言いなりの規制緩和をしたところで、ホンダが示すとおり、世界の販売・生産台数は過去最高を2期連続して更新するも、輸出は円安下、前年度比▲40.4%減少しており、産業空洞化による貿易赤字を象徴するものとなっている。
HONDA
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2013年度(2013年4月~2014年3月)生産実績
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実績
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前年度比
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コメント
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国内生産
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936,879
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6.9
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2年度連続増
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海外生産
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3,466,193
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9
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2年度連続増
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北米
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1,777,145
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5.3
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2年度連続増
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(米国)
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1,305,785
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7.3
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2年度連続増
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欧州
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133,625
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-21.6
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2年度ぶり減
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アジア
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1,397,232
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21.4
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2年度連続増
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(中国)
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830,471
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38.9
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3年度ぶり増
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その他
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158,191
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-8.3
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–
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世界生産
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4,403,072
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8.5
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2年度連続増
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