トヨタ・ホンダ/米サプライヤー調査で5年連続1・2位堅持

米市場調査会社のプラニング・パースペクティブが米国の自動車大手6社とサプライヤー(=協力業者)の関係調査で、トヨタとホンダが5年連続でトップ2の座を堅持した。
1位はトヨタ。ホンダは僅差で2位につけた。3位にはフォード・モーターがランクインしたが、2社とフォードの間には大きな開きがある。4位は日産。ゼネラル・モーターズ(GM)とフィアット・クライスラー(FCHA.MI)は同点で最下位。

調査をまとめたは、サプライヤーとの関係は利益に影響すると指摘。調査でトヨタとホンダの評価は1年間に平均8.7%改善したが、他の4社に同程度の関係改善が見られていれば、4社の2014年の営業利益は全体で20億ドル押し上げられていたとの見方を示した。
GMについては8.7%の改善で、さらに7億5000万ドルの利益押し上げ効果があっただろうとしている。
以上、

世論誘導が上手なアメリカは、アメリカのシンボル企業であるGMの走行中突然エンジンが停止し13人も死亡しているスイッチ問題をきれいにタカタ製エアバック問題にすり替えた。

そのGMはスイッチ問題で、サプライヤーの忠告を開発部門が無視し続けたとされている。

GMのプライドがサプライヤーの意見を取り入れない体質になっていると指摘されている。こうした問題がありながら、まだ最下位とは、気高い過ぎる製造部門のプライドなのだろう。

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