マツダ 燃費30%向上の低燃費ガソリンエンジン開発

マツダは8日、燃費性能を最大30%向上させたガソリンエンジンを発表し、世界的に電気自動車(EV)の開発を強化する動きが広がる中で、引き続きエンジンの燃費向上などに力を入れていく考えを強調した。再来年から燃費を大幅に向上させた新型のガソリンエンジンを導入する。
新エンジンは、より少ない燃料で燃焼させることができる独自の方式を実用化したことなどにより、これまでと比べて燃費性能を最大で30%向上させたという。

マツダは、世界で見た場合、将来においてもガソリンエンジンなどの内燃機関を搭載した車が市場の大部分を占めると予測し、内燃機関の可能性を追求し、効率的な電動化技術と組み合わせていくとし、引き続きエンジンの燃費向上などに力を入れていく考えを示した。

一方で、世界の自動車メーカー各社は、各国の環境規制が厳しくなっていることを受け、次世代のエコカーとして走行中に排ガスを出さないEVの開発に軸足を移している。
マツダもEVの共同開発を進めるため、トヨタとの資本提携を先週発表したばかりで、国によっては、電気自動車など競争力ある商品を提供していきたいとしている。

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