トヨタ／２０１３年のグループ生産計画台数９９４万台（過去最高）

トヨタ自動車は、来年、国内外で生産する車の台数が、グループ全体で過去最高の９９４万台となる計画を発表した。

それによると、来年の国内生産は３１０万台で、国内の雇用を守るための水準としている３００万台体制は維持するものの、エコカー補助金の終了で販売が落ち込むことなどが見込まれることから、２０１２年より４０万台程度減少する見通し。

一方、海外生産は、日中関係の悪化で販売が落ち込んでいる中国で、当面、生産調整が続くものの、アメリカや東南アジアなどでは、引き続き販売の伸びが見込まれるとして、２０１２年より３０万台余り多い５６０万台としている。

これにダイハツ工業と日野自動車を合わせたグループ全体の生産台数は、９９４万台としており、２０１２年を約２万台上回って、過去最高となる見通しである。

また２０１３年の国内外の販売計画は、グループ全体で９９１万台とし、２０１２年を２０万台余り上回り、こちらも過去最高を更新する計画となっている。