ダイハツ「DECA DECA」 軽大型車時代来たるか デカデカ

ダイハツ工業は、車内空間を広くとった軽自動車「DECA DECA」(デカデカ)をベースにした新車を、来年度に発売すると発表した。
デカデカは、昨年の東京モーターショーに出展。収納力が主力の「タント」よりも、車高を10センチ高い185センチとし、自転車も積める大きなラゲージスペースのレジャー用途としての軽自動車の可能性を追求している。また、走りも直3+ターボエンジンを搭載させる。
来年度はスポーツカータイプの軽自動車COPENの発売も決まっており、同社の新車投入は一部改良を含めて6車種で過去最大規模となる。
ダイハツの今年度の販売見通しは69万台。シェアは30.9%で8年連続トップだが、平成21年度の35・1%をピークに下落傾向にある。
今年度の国内市場規模は223万台だが、来年度は消費増税の駆け込みの反動で190万台に縮小する見込み。
ダイハツは来年度の販売目標を66万台に置き、新車投入により販売減を食い止める狙いだ。
「DECA DECA」のサイズは、「3,395×1,475×1,850/mm」
軽自動車のフルサイズ規格は次のとおり
全長 3,400mm(3.40m)以下
全幅 1,480mm(1.48m)以下
全高 2,000mm(2.00m)以下
排気量660cc以下
定員 4名以下
貨物積載量 350kg以下

ダイハツ「DECA DECA」

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