ホンダ/中国専用ハッチバック新車投入へ  新型スピリアも

ホンダは8日、今月20~29日開催の北京モーターショーで、ハッチバックとみられる新型車と、セダン「スピリア」の次期モデルの2車種を世界初公開すると発表した。
いずれも中国専用モデルとして開発中の試作車。
新型スピリアは、排気量2000ccと2400ccの2種類がある。主力セダン「アコード」がベースだが、全長は4730ミリと約20ミリ短いという。現行モデルは、東風ホンダで生産、販売している。
また、北京ショーでは、広汽ホンダから中型クラスのスポーツ用多目的車(SUV)の新モデルも発表する。
ほかAcuraブランドで、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(R)(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載する「RLX」のハイブリッドモデルを中国初公開、および次世代スーパースポーツモデルのコンセプトカー「NSX CONCEPT」などを出展する。
ホンダは、2013年の中国販売が前年比27%増の76万1000台と過去最高を記録。今年は90万台の販売を計画している。
今後の販売増を見込んで、来年前半に広汽ホンダが年12万台の生産能力を持つ工場を建設。同社の中国での生産能力は合計年101万台になる見込み。

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