大問題VW(4) 排ガス不正 6大リスク 世界での販売に影響へ
今回のVWの違法ソフトによる環境基準、大幅超過排出問題で、次の6大リスクをVWは抱えることになった。
<VW 大問題6大リスク>
1、制裁金MAX+刑事罰
米国対象台数48万2千台×3万75百ドル=180億ドル(約2兆1600億円)。
2、米国同様に制裁金の可能性。
VWの主販売域は欧州・中国
3、当該のVWのディーゼルターボエンジン搭載車は、改善させない限り、今後世界で販売できなくなる可能性。
膨大な販売機会の損失。
4、購入者からの民事訴訟を受ける可能性。
(アメリカは出来代払いの訴訟引受会社が山のようにある)
米国最大48万2千人×(支払額)○○百ドル=4,20万ドル×○○=57億84百万円×○○
米国のほか欧州・中国など世界中で民事請求訴訟対象となる。
5、リコール費用
(米国は制裁金を課しても大量排ガス車をそのまま走らせ続けることはしない)
米国最大48万2千台×(部材代+経費)△△百ドル
(1)当該の全車のリコールを求められる。
今後、当該車は世界各国でのリコールに発展する。
(2)リコールして改善させなければ各国で中古車としても流通させられない。
6、刑事訴追、
意図して違法ソフトを使用して、米国はじめ各国の排ガス基準をクリアーしている。
実際は大気汚染物質の窒素酸化物を大量に放出させていることから、各国が制定している大気汚染防止法違反に問われる。