11月中国自動車販売 ホンダと日産 昨年の倍に

ホンダと日産が3日発表した中国での11月の新車販売台数は、いずれも前年同月の約2倍に拡大した。沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係悪化で落ち込んだ日本車の販売の回復が鮮明になった。
ホンダは、前年同月比101・5%増の8万3013台、
日産は、同比95・7%増の13万1800台、
トヨタは、同比40・7%増の8万9800台(10月は80.6%増、9月は63.5%増)、
で、各社とも販売を伸ばした。
日本車が破壊された反日デモから1年以上を経て消費者の日本車への抵抗感が薄れた。中国専用モデルの投入など巻き返しに向けた各社の戦略も効果が出てきている。

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