三菱自リコール「eK」日産の「DAYZ」などリコール8万台 走行中ドア開く恐れ

三菱自は4日、軽乗用車の「eKワゴン」など4車種でドアが確実に閉まらず最悪の場合、走行中に開くおそれがあるとして、約8万台のリコールを国交省に届け出た。ドアの閉まりの不具合の申し出45件中、3件は走行中にドアが開いたという。
三菱グループは、宇宙にロケットを飛ばす技術は持っていても、一方で、昔のように走行中にドアが開く自動車も造っている。(造船では客船もろくに造れなくなっている)

<リコール内容>
1、不具合の部位(部品名):乗車装置(ドアラッチ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
右側乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがある。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがある。

3、改善措置の内容:
全車両、右側ドアラッチを良品と交換する。(除くスライドドアラッチ)なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備が整い次第交換する。

4、不具合件数:45件/事故の有無:無し

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リコール車種
台数
「eK」
11,107
「eK SPACE」
3,841
「デイズ」
32,667
「デイズ ルークス」
31,886
 計4種
79,501
製造期間
平成27年10月05日~平成28年2月25日

 

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