三菱自動車45万台リコール デイズ(日産)、eKなど エンストなど

三菱自動車は3日、デイズなど計451,369台のリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名)
①原動機(EGRクーラー、EGRバルブハウジング)
②原動機(エンジン制御用コントロールユニット(エンジンECU)、燃料ポンプ、点火プラグ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
① 排気ガス再循環装置(EGR)のEGRクーラーおよびEGRバルブハウジングにおいて、一部の材質が不適切なため排気ガス凝縮水により腐食し、腐食片がEGRバルブに噛み込んだり、EGRバルブハウジングに穴あきが発生したりするものがある。そのため、燃焼不良となり、エンスト、再始動不能に至るおそれがある。

② 燃料ポンプにおいて、製造時の燃料流量の管理が不適切なため、燃料流量が少ないものがある。また、エンジンを制御するコントロールユニット(エンジンECU)の制御プログラムが不適切なため、燃料噴射量が過剰となることがある。これらに加えて、点火プラグの仕様が不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、始動不能に至ったりするおそれがある。

3、改善措置の内容
① 全車両、EGRクーラーを確認し、対策品に交換する。また、全車両、EGRバルブハウジングを対策品に交換する。

② 全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。また、車両の類別により燃料ポンプおよび点火プラグの改善が必要な場合は、燃料ポンプおよび点火プラグを確認し、燃料ポンプは良品に交換、点火プラグは仕様変更品に交換する。

4、不具合件数 ① 534 件 ② 2,212 件 /事故の有無 ① 物損1 件 ② なし

5、対象車両:eK、eK-SPACE、デイズ、デイズ-ルークス
6、製作期間:平成25 年4 月25 日~平成27 年6 月19 日
7、対象台数:451,369台

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