マツダ デミオなど4車種248千台リコール 座席不具合

マツダは9日、座席の不具合で下記のとおりリコールすることを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):乗車装置(座席)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
運転者席において、座席高さを調整するリフタリンクの強度が不足しているほか、リフタリンクの抜け止め防止用プッシュナットの固定方法が不適切なため、リフタリンクに亀裂が入る、または、プッシュナットが外れることがある。そのため、そのまま使用を続けると、座席から異音やガタが発生し、最悪の場合、リフタリンクが破損もしくは外れて座席が傾き、正しい運転姿勢が取れなくなるおそれがある。

3、改善措置の内容
全車両、リフタリンクを点検し、亀裂が無い場合はリフタリンクに補強ブラケットを追加するとともに、プッシュナットを2枚構造にする。リフタリンクに亀裂がある場合は、シートアジャスターユニットを対策品に交換する。なお、補強ブラケットの準備に時間を要するため、年式の古い車両から順次改善措置を実施する。

4、不具合件数44件/事故の有無 無し
5、リコール対象車両名:デミオ・アクセラ・アテンザ・ビアンテ(計21型式) (計4車種)
6、対象台数:248,753台
7、対象製造期間:平成19年5月11日~平成22年9月30日

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