トヨタ プリウスなど74万台リコール 側面エアバッグ破片飛び出しの恐れ

トヨタは29日、海外情報に基づき、次の車両をリコールすると国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):エアバッグ装置(インフレータ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
カーテンシールドエアバッグ用ガス封入式インフレータにおいて、製造が不適切なため、インフレータパイプの洗浄が不十分でパイプ内に潤滑剤が残り、適切に溶接ができていないものがある。そのため、溶接部に微小な亀裂が入り、駐車中に車室内の温度が上がると封入ガス圧が上昇して溶接部が破断し、最悪の場合、破片の一部が車室内に飛び出すおそれがある。

3、改善措置の内容 全車両、飛散防止用プロテクタを追加する。

4、不具合件数:1件/事故の有無:無し

5、対象車両車種名:プリウス、プリウスPHV、LEXS-CT200hの3型式3車種

6、対象車両台数:743,080台

7、製作期間:平成21年3月23日~平成24年4月27日

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