ホンダリコール 「N ONE」、「N BOX」など10万台 走行不能の恐れ

ホンダは11日、次のとおり、リーコールすることを国交省に届け出た。
1、不具合の部位(部品名):動力伝達装置(ドライブプーリシャフト)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
パドルシフト搭載車において、エンジン制御コンピュータ(ECU)のプログラムが不適切なため、アクセルペダルから足を離した減速中にパドルシフト操作により2速から1速へ変速すると、無段変速機のドライブプーリシャフトに高い負荷が加わることがある。そのため、その状態を繰り返すとシャフトが折損し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。

3、改善措置の内容:
全車両、車載のサービス診断記録装置を確認し、ドライブプーリシャフトへの負荷状態が基準値以内の場合は、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。基準値以外の場合は、無段変速機を新品と交換するとともに、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。
4、不具合件数:9件、事故:なし
5、対象車両:「N ONE」、「N BOX」、「N BOX Custom」、「N BOX +」、「N BOX +Custom」
6、対象台数:計105,351台
7、製作期間:平成23年12月12日~平成26年4月25日

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