トヨタ 2月の中国堅調6.3%増、ホンダは1年ぶりにマイナスに

トヨタは2日、中国での2月の新車販売台数(小売台数)が前年同月比6.3%増の6万5400台だったと発表した。昨年10月施行された小型車に対する減税措置の追い風が続き、堅調な販売を見せた。
ホンダは、1年近く好調が続いた販売が一服、2月は▲7.8%減の5万7370台と、12ヶ月ぶりに前年実績を割り込んだ。
2月は春節(旧正月)に伴う大型連休があり、例年、各社とも販売が落ち込む時期に当たる。その中、トヨタの2月販売は堅調だった。
小型車減税の対象車でもある主力の「カローラ」が4.5%増の1万6000台を販売したほか、人気の多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」も、48%増の7500台と好調だった。
ホンダも小型車減税の対象車であるSUVの「ヴェゼル」や「XR―V」は、いずれも販売を前年同月比で3割近く伸ばしたが、「アコード」などの販売が一部振るわなかった。

一方、お隣の国の現代自動車は2日、国内と海外を合わせた2月の総販売台数が前年同月比6.6%減の33万6200台だったと発表した。
国内販売は消費税減税効果があっており同4.2%増の4万8844台。海外販売は同▲8.2%減の28万7356台だった。中国やブラジル・ロシアなど新興国の景気減速の影響で販売が減少した。
中国は、昨年10月1.6L以下の自動車取得税を10%から5%に引き下げその後売れている。

日本では、軽自動車はまったく売れていない。何か対策でもしなければと思うが、待機児童問題やうまくいかない経済や生活のことは言葉巧みに放ったらかしにして改正論議に花を咲かせている。

 

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2015年 中国での日系車の販売状況
メーカー
年間
前年比
日産
1,250,100
6.3%
ホンダ
1,006,332
32.5%
トヨタ
1,122,500
8.7%
マツダ
235,261
11.5%
スズキ
200,458
-21.6%
三菱
89,619
-1.2%
スバル
47,041
-13.8%
 
 
 
合計
3,951,311
8.7%
輸入車含む

 

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