速度違反のネズミ捕り 現状再検討 移動可能なオービスへ移行か

速度規制と取り締まりのあり方を検討してきた警察庁の有識者会議は26日、提言をまとめ、古屋圭司国家公安委員長に提出した。
事故抑止を図るという取り締まりの意義について、国民の理解が十分得られておらず、説明や情報発信が必要と指摘。場所の制約から地点が固定化されるなど事故実態に応じた取り締まりが必ずしもできていないとして、新たな取り締まり機器の導入などを求めている。
警察庁は提言をふまえ、都道府県警に取り締まりのあり方の見直しなどを指示する。
会議は、取り締まりの現状に疑問をもつ古屋氏が主催し、大学教授ら専門家10人が8月以降、議論してきた。規制と取り締まりについて外部の有識者が評価したのは初めて。
提言は、取り締まりが事故軽減につながっていると確認したうえで、説明が足りないため、国民に目的が理解されていないと指摘。都道府県警や警察署単位で、考え方や取り締まりの重点路線などを示す指針を作り、公表するよう求めた。
以上、

道路両側に歩道もある郊外の道路、40キロ制限の道路を50キロで走行し、ネズミ捕りに捕まった。警察官曰く「フが悪かったですね」と。よほど違反者が少なく、検挙数が足りなかったとしか言いようがない10キロオーバーでの検挙である。
以前、タンボ道の県道で、木蔭に隠れたネズミ捕りに9キロオーバーで捕まったことがあり、その時は、ネズミ捕りの警察官にやかましく食って掛かったが、法律違反の一言だった。
速度違反の罰金は、警察官たちの特別賞与にでも回されているのだろうか。

<移動可能なオービスで取締りへ>
警察庁は、スピード違反の取り締まり場所が固定化するのを避けるため、移動可能な自動取り締まり装置の導入に向け、来週から、効果を検証するための実験を始める。
スピード違反の取り締まりのあり方をめぐっては、去年、警察庁の有識者懇談会が取り締まり場所の固定化などの問題点を指摘し、警察庁は、新たな自動取り締まり装置の導入を検討してきた。
導入が予定されているのは、移動式の速度違反自動取り締まり装置、いわゆるオービスで、最もコンパクトなタイプは高さ1メートルほど。わずかなスペースがあれば設置できるため、生活道路などでも速度違反の取り締まりができるという。
警察庁では、来月4日から約2ヶ月間、埼玉県で、設置の効果などを検証し、今後の全国展開について検討するという。

オービスでの取締り電波検地の警報装置が売れることだろう。代表格はユピテルか。

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