スズキ/覆面パトカーの「キザシ」リコール 1070台 サイレン音が鳴らなくなる恐れ

スズキは15日、サイレンの音が極端に小さくなる恐れがあるとして、覆面パトカーに使われている乗用車「キザシ」と「SX4」の2車種計1070台(2012年8月~13年2月製造)のリコールを国交省に届け出た。
サイレンは左前輪近くの車体内にあるが、水抜き用の穴がなかったため洗車などで内部に水がたまってサイレンが十分に鳴らなくなる恐れがあるという。

これまでに警察で計4件の不具合が確認されたが、いずれも出動前の点検時に見つかったため、警察業務への支障はなかった。
「きざし」の搭載エンジンは2.4LDOHC(J24B)で、最高出力188ps、最大トルク23.5kgmを発生。組み合わされるミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDの2タイプ。パトカーの場合、改造車となりパワーアップしている可能性もある。当然、180キロのヴォーンは解除されている。

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