日産自動車 リコール「エクストレイル」1.8万台

日産は15日、エクストレイルをリコールすると国交省に届け出た。
1、不具合の部位(部品名): 制動装置(ABSアクチュエータ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
ABSアクチュエータにおいて、ギヤポンプ内部のオイルシール成形時の温度管理が不適切なため、オイルシールの硬度が低くなっているものがある。そのため、オイルシールにブレーキ液が浸透してシール性能が低下し、そのまま使用を続けると、ブレーキ液がアクチュエータ内部に漏れ、電気基板に浸入すると、システム異常となりABSおよびVDC警告灯が点灯して機能が停止し、最悪の場合、電気回路がショートして火災に至るおそれがある。

3、改善措置の内容 全車両、ABSアクチュエータの製造番号を確認し、対象の場合は当該ABSアクチュエータを良品と交換する。(平成29年2月上旬予定)

4、不具合件数 0件 事故の有無 無し
5、リコール対象車両:エクストレイル 2型1車種
6、リコール台数:18,118台
7、製作期間の全体の範囲:平成27年4月20日~平成27年12月3日

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