日産 ノート23万台リコール 原動機 走行不能に陥る可能性

日産は9日、ノートの原動機に不具合があるとして、次のとおりリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):原動機(エンジンマウント)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
過給機付エンジンの左側エンジンマウントにおいて、ブラケットの締結ボルト用ネジ穴の加工が不適切なため、ネジ穴を二重に加工したものがある。そのため、CVTの駆動力等の振動により締結ボルトが緩み、そのまま使用を続けるとボルトが破断してエンジンが傾き、最悪の場合、ドライブシャフトが外れ、走行できなくなるおそれがある。

3、改善措置の内容:
全車両、当該左側エンジンマウントブラケットの締結ボルト用ネジ穴を点検し、二重に加工されたものは左側ブラケット一式を良品と交換する。

4、不具合件数:5件/事故の有無:無し
5、車名・型式・通称名:ニッサン DBA-E12 「ノート」 E12-000101~E12-433956
1型式、1車種
6、製作期間:平成24年7月25日~平成27年11月10日
7、リコール対象台数:229,293台

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