ホンダ/米で1729件事故報告漏れ システム共有などの問題

大手自動車メーカーのホンダは、アメリカ運輸省に報告を義務づけられていた事故のうち、2003年から今年にかけて、全体の60%に当たる1,729件について報告漏れがあったことを明らかにした。
これはホンダが24日明らかにしたもの。
それによると、ホンダは、アメリカ運輸省道路交通安全局への報告が義務づけられた2003年7月から今年6月までの11年の間に起きた2873件の事故のうち、全体の60%に当たる1729件について、報告が漏れていた。
その理由についてホンダは、データを入力する際に日付を入れ忘れていて、正確にデータが送られていなかったほか、ホンダが使用しているシステムと運輸省のシステムが一部合致していなかった事が原因だとしている。
また、報告がもれていた事故の中には、日本の自動車部品メーカー「タカタ」のエアバッグの不具合による事故8件も含まれていましたが、ホンダはこれらについては道路交通安全局に別の形で報告しており、リコールの判断などに影響はなかったとしています。
ホンダは、タカタのエアバッグを装備した車のリコールが相次いでいることについて、20日にアメリカの議会上院で開かれた公聴会に、タカタの幹部と共に呼ばれ、議員から事故やリコールへの対応の遅れを厳しく追及されており、ホンダの事故管理体制への批判が高まりそうです。
以上、

自動車産業はアメリカの代名詞、それがトップの座をトヨタに抜かれ、今年はVWにも抜かれようとしている。特にアメリカ市場で多く販売する日本勢は、アメリカの一部議員から眼の敵にされている。上記のホンダのようなことがあると我先に問題にしてくる。所詮、自動車産業の票が欲しいからであるが、種を撒いたタカタにしろ、ホンダにしろ、お粗末この上ない。

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