ホンダ オデッセイなど56,839台 制動装置の不具合でリコール
ホンダは次の通り制動装置(VSAモジュレータ)の不具合でリコールを発した。
車両挙動安定化制御システム(ビークル・スタビリティ・アシスト:VSA)において、制御ユニット内の電子基板とコンデンサを溶着する際に、コンデンサ内部の陰極端子接合箇所に空間を生じさせたものがある。そのため、当該空間部から電食による酸化被膜が徐々に進行すると、電圧変動で発生する電気ノイズが除去されず、ブレーキペダルの踏み込み量を検知するセンサが誤作動を起こして意図しないブレーキアシストが作動し、最悪の場合、制動灯が点灯しないで突然ブレーキが作動するおそれがある。これまで事故の発生はない。
オデッセイ42,566台、エリシオン4,363台、ステップワゴン4,046台、レジェンド5,864台の4車種9型式
何れも平成16年4月22日~平成18年11月までに製造された車両となっている。
<MDX>
また、ホンダカナダ製の「MDX」型式CBA-YD1 車体番号YD1-1200006~YD1-1200184 製造年月日平成16年11月3日~平成17年6月9日の179台も同じ理由でリコールとなっている。