現代自 HV「アイオニック」発表 プリウス越えたと自画自賛

現代自動車は、現代・起亜自技術研究所で7日、韓国車で初となるエコカー専用車「アイオニック」を発表し、本格的にエコカー市場の攻略に乗り出した。

今月半ばにハイブリッド車(HV)を発売し、年内に電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)の計3種類を出す。

現代自のチョン・ラク研究開発本部副社長は、アイオニックについて「未来に対する自社の考えと抱負を表現したエコカー専用車」と紹介した。

この日公開されたHVは排気量1.6リットルのガソリンエンジンとリチウムイオン電池を搭載している。

現代自は、燃費性能と価格競争力の面でトヨタ自動車「新型プリウス」を上回ると評価している。

公認燃費はアイオニックが1リットル当たり22.4キロ、プリウスは21キロ。価格もアイオニックが2290万~2780万ウォン(約225万~273万円)とプリウスより最大で1000万ウォン(約98万円)ほど安い。

アイオニックの燃費は、韓国国内の市販車のうちでも最も優れている。エンジン部品やトランクなどにアルミニウムを、燃料タンクには強化プラスチックを採用し、車体を軽くして燃費性能を高めた。現代自の関係者は「(韓国で)3月発売予定の新型プリウスと比べても性能面で決して劣らない」と自信を見せる。

 

燃費向上のための新技術も採用した。高速道路の料金所を通過する際には500メートルほど手前で運転手にアクセルから足を離すよう促し、無駄な燃料の消耗を抑えてブレーキの使用を減らす。上り坂では自動でバッテリーを充電し、上りきったらモーターを最大レベルで駆動させて燃料消耗を抑える。

 

アイオニックは現代自の小型セダン「アバンテ」とサイズが近いが、トランクが後部窓ごと持ち上がる5ドア車。

韓国のアナリストは、プリウスはデザインが野暮ったいという指摘が多かったが、アイオニックは無難なデザインを選んでおり、消費者のニーズをうまく捉えたと思うと話しているという。

以上、

韓国人は、自国産車とドイツ車をこよなく愛する人たち、顔も整形するように車も性能より見栄え・スタイルだけを最重視する人たちが異常に多い。

中国人は、ドイツ車やアメ車を愛している。ただ、ドイツ車やアメ車は購入後のコストパフォーマンスが日本車より劣り、スタイルでも対応している日本車が見直されている。 特に、若者のハートをつかむデザインや性能・機能など得意なホンダは、小型SUV「ヴェゼル(Vezel、繽智)」「XR-V」が絶好調持続、売上台数を大きく伸ばしている(ホンダの中国での販売台数は、2014年は788,276台、2015年100万台を突破している)。

韓国初のEV車「アイオニック-EV」は、日ごろから高速走行する韓国人たちにとって、1.6リッターガソリンエンジンで高速を引っ張ることから、ガソリンの消費量に唖然とするに違いない。1.6リッターエンジンをよほど省エネ性能を持たせなければならないが、そこまでの省エネエンジンは保有していない。

このスタイルは、現代が引っこ抜いた元BMWのデザイナーたちによって、デザインされたようだ。

この車で、韓国紙は、打倒プリウスだと頑張っている。それも韓国では今も販売されている旧型プリウスと比較して論じている。

仲良しの三菱自が開発援助をしていれば問題なかろうが、そうでなければ、リチウム電池で問題が生じなければよいが・・・。

 

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