富士重工/2016年6%増の104万台販売へ

富士重工は2016年の世界新車販売計画を15年比約6%増の104万台程度とする方針を打ち出す。
北米を中心に多目的スポーツ車(SUV)の販売が好調で生産が追いついていなかったが、今夏から米国工場の生産能力を約2倍に高める作業に入る。増産効果で初の100万台超えを目指す。計画を達成すれば5年連続で過去最高を更新する。
今月中旬に発表する。15年の世界販売は14年比約7%増の98万台程度になったもよう。

富士重工は、中国展開も考えているが、2013年に奇瑞汽車(安徽省)との合弁会社設立を申請したものの中国政府の認可が、トヨタが富士重工株を16.57%保有していることを盾に下りていない(1社、2合弁まで)。富士重工の中国における販売台数は、中国進出条件の最低条件とされる(年)5万台をかろうじてキープしている程度。
中国民族系自動車メーカーの販売台数シェアは、2014年の38.4%から2015年には41.1%まで高まっている。それでも国内企業第一保護主義を採り、合弁進出でさえ、外資の富士重工の進出を拒んでいる。

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Subaru米国販売台数推移
販売台数
前年比
2015
582,675
13.4%
2014
513,693
21.0%
2013
424,683
26.2%
2012
336,441
26.0%
2011
266,989
1.2%
2010
263,820
21.8%
2009
216,652
 

 

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