７月の中国自動車販売▲７．１％の大幅減　▲は４ヶ月連続　ただ日系車は堅調

中国の自動車業界団体「中国汽車工業協会」は１１日、７月の中国国内の新車販売台数が前年同月比▲７．１％減の１５０万３千台だったと発表した。

マイナスは４ヶ月連続で、経済成長で市場の拡大が進んだ２０００年以降では、初めての事態。　協会は、「７月は予想外の下げ幅だった」とコメントした。
経済低迷が消費者市場・自動車販売市場を直撃している。

販売台数の１～７月累計は、前年同期比０．４％増の１,３３５万３３百台と微増だったが、世界最大の市場の変調を懸念する声も上がる。

北京市内の販売店は、「２万元（約４０万円）を超える値引きが当たり前になっている」と訴えた。
中国は例年、９月から販売が増える傾向にある。販売不振が続けば、中国経済の失速を示す一例になりそうだ。
以上、
現代・起亜自動車グループは、８月から最高▲３０％の１００万円値引き販売も行っている。VWやGMでは売れず、ディーラーが過剰在庫を抱え、一定台数以上販売すれば貰える販売奨励金欲しさに大幅値引きに走っている。
こうした中、中国人訪日客に見られるように日系車両は、品質・性能が見直されており、７月も引き続き新車攻勢効果もあり日産を除き堅調に推移させている。
また、中国民族系車両は性能も次第に良くなってきており、経済低迷下、その価格の安さとカッコ良いパクリデザインに好調な売れ行きとなっている(１～６月)。