トヨタ・リコール(2) 639万台 火災の恐れ 「ポルテ」「スペイド」「カローラフィールダー」など
「ポルテ」「スペイド」「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」「オーリス」「ラクティス」「トレジア」分
トヨタは9日、エンジンの始動モーターやエアバッグなどに不具合が見つかったとして、乗用車「ヴィッツ」や「RAV4」、「ポルテ」など約108万5千台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。出火やエアバッグ不作動の恐れがあるとしている。これまでに車両火災が2件起きたが、けが人は出ていないという。 リコールは海外分を含めると計639万台
1、不具合の部位(部品名): 電気装置(スタータ駆動用リレー)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
始動装置のスタータにおいて、スタータ駆動用リレーの通電設定が不適切なため、接点部に銀成分が凝集するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、接点部から銀成分がはがれ落ち、回路内に挟まると当該リレーが通電状態となりスタータが回転し続け、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
3、改善措置の内容
全車両、当該リレーを対策品と交換するとともにスタータを新品と交換する。
4、不具合件数:11件/ 事故の有無: 火災 2件
5、対象車名:「ポルテ」「スペイド」「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」「オーリス」「ラクティス」「トレジア」分
計6型式、計7車種
6、製作期間の全体の範囲:平成2 4年3 月2 8日~ 平成2 5年8 月5日
7、対象車台数:計19,151台