トヨタ・リコール(3) 639万台 出火・エアバック不作動の恐れ :「RAV4」「ヴァンガード」「マークX」

対象車「RAV4」「ヴァンガード」「マークX」分

トヨタは9日、エンジンの始動モーターやエアバッグなどに不具合が見つかったとして、乗用車「ヴィッツ」や「RAV4」、「ポルテ」など約108万5千台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。
出火やエアバッグ不作動の恐れがあるとしている。これまでに車両火災が2件起きたが、けが人は出ていないという。 リコールは海外分を含めると計639万台

対象車「RAV4」「ヴァンガード」「マークX」分

1、不具合の部位(部品名): かじ取装置(スパイラルケーブル)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
ステアリングに取付けられている電気配線(スパイラルケーブル)において、当該配線のガイドの形状および位置が不適切なため、当該配線のうちエアバッグ用配線の部分とガイド端部が点接触しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けるとエアバッグ用配線が摩耗し、最悪の場合、当該配線が断線することでエアバッグ警告灯が点灯し、衝突時に運転者席用エアバッグが動作しなくなるおそれがある。

3、改善措置の内容:
全車両、スパイラルケーブルを対策品と交換する。

4、不具合件数:80件 /事故の有無: 無し
5、対象車名:「RAV4」「ヴァンガード」「マークX」分 計3車種 計7型式
6、製作期間の全体の範囲:平成1 6年1 0月 8日~平成2 2年 3 月3 1日
7、対象車台数:計146,678台

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