米ホンダ「オデッセイ」90万台リコール デンソー製燃料系統部品

ホンダは15日、ミニバン「オデッセイ」の燃料系統に問題があるとして、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)にリコール(無償回収・修理)を届け出た。
対象は、アラバマ工場で生産された2005~10年モデルの約90万台。
3月13日付のホンダの届け出によると、アラバマ工場で、2004年6月23日─2010年9月4日に生産された「オデッセイ」88万6815台の燃料系統の部品に不具合があり、ひび割れて燃料漏れを起こす可能性があるという。
燃料系統の部品はデンソーの米国工場で生産されている。この問題に関連した発火やケガ人が出たという報告はない。
ホンダは、4月から対象車の持主に通知を開始する。リコールの規模が大きいことから、正規の交換部品を揃えられるのは夏ごろとなり、それまで暫定的な部品で対応するとしている。

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