スズキ約23万台リコール/アルト・ワゴンRなど シートベルト巻取装置不具合

スズキは17日、アルト・ワゴンR・スペーシア、ソリオ、キャロル(マツダ)、フレア(マツダ)、デリカD2(三菱)の前席シートベルトの巻き取り装置に不具合があったとして、計229,351 台のリコールを国交省に届け出た。

1、リコール開始日:平成25年 7月18日
2、届出者 スズキ:相談室 TEL 0120-402-253
3、不具合の部位(部品名):座席ベルト(巻取装置)

4、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
前席用シートベルトにおいて、巻取装置内部のロック機構部の製造方法が不適切なため、圧入部が緩み、シートベルト脱着時に異音や引っ掛かりが発生するおそれがある。そのまま使用を続けると、最悪の場合、圧入部品が外れ、衝突時にシートベルトのロックが作動しなくなる。

5、改善措置の内容:全車両、当該シートベルトを点検し、圧入部が緩んでいないものは、当該巻取装置の内部に緩み対策部品を取り付ける。圧入部が緩んでいるものは、当該シートベ
ルトを良品に交換する。

6、不具合件数:14件、事故の有無:無
7、計9型式、計7車種:
アルト・ワゴンR・スペーシア、ソリオ、キャロル(マツダ)、フレア(マツダ)、デリカD2(三菱)
8、製作期間の全体の範囲:平成24年8月9日~平成25年4月16日
9、計229,351 台

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