中国人が飛びつきそうな黄金車ベンツCS50 ベルサイユをカールソン出品 ジュネーブ
豪華絢爛できらびやかなものが好きな人に朗報だ。4日に開幕した第84回ジュネーブ国際自動車ショーで、ドイツのチューニングメーカー、カールソンが世界で初めて黄金の車を発表し注目を集めている。
メルセデス・ベンツSクラスをベースにした「カールソン CS50 ベルサイユ・エディション」は、外装の約半分が数千枚の純金の金箔で覆われている。
カールソンは、贅の限りを尽くしたこの車を25台のみ生産する予定で、それぞれの購入者に合わせてカスタマイズする。
同社によると、贅沢に金と鏡をあしらった装飾が、有名なフランス・パリのベルサイユ宮殿と同じ名前を持つベルサイユ・エディションのターゲットは、当然ながら中国成金と中東産油成金の王様一族で、生産する25台のうち10台は既に買い手がついているという。
<内装も超ド級>
内装も豪華で、ハンドルやダッシュボード、取っ手やボタンなど細部の各所に貴金属が散りばめられている。カールソンは、内装に使われている金だけでも1万2000ユーロ(約170万円)の価値があると語っている。
しかし、贅沢はそれで終わらない。シートにはナッパ革を用い、足下のマットには柔らかいシープスキンを敷き詰めた。200人時以上をかけて特殊なリス毛のブラシを使って金箔を貼り、その上から透明なコーティングをして金箔がはがれないようにしてある。
カールソンCS50 ベルサイユ・エディションの価格は、今年のジュネーブ国際自動車ショーに出展された中では最も高い35万9000ユーロ(約5100万円)。
フェラーリの新型「カリフォルニアT」とランボルギーニの「フラカン」の価格はどちらも20万ユーロ(約2800万円)程度なので、やはり目を見張る価格に間違いない。
以上、参考AFP
因みにベンツS65 AMG longの日本価格は1,090万円(5%税込)からとなっている。外装全部を金箔仕様に何故しなかったのだろう。
よくよく見ると日本の金箔職人には適わないようだ。金箔に漆をかけ、防水コーティング塗装した方が燻し金になったはずだが・・・、全身金箔塗装もしていない。
中国ではiPhone S goldが当初販売された時、即売、何倍ものプレミアムがついていた。成金の象徴が金だ。