日産76万台リコール 「フーガ」「エストレイル」「セレナ」「ラフェスタ」など

日産は26日、過疎機の不具合で、エンストするおそれがあるとして、「フーガ」など76万台をリコールすると国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名): 加速装置
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
アクセルペダルの踏み込み量を検知するアクセルセンサにおいて、アクセルペダルを横方向に押す力が働くような踏み方をした場合に、当該センサ内部の接点の接触力が不足して接触不良を起こすことがある。このため、当該センサ信号が出力不良となることで、フェールセーフ制御が作動してスロットルバルブ開度を制限し、加速不良となるおそれがある。また、フェールセーフ制御時の吸入空気量設定が不適切なため、スロットルバルブに汚れが堆積している場合に、アイドル回転付近での空気量が不足して、エンストに至るおそれがある。

3、 改善措置の内容:
全車両、当該アクセルペダル一式を対策品と交換するとともに、エンジン制御コンピュータのプログラムを修正する。
4、不具合件数: 1,432件/ 事故の有無: 無

5、<対象車種>
(1)計5車種、計22型式
日産 「セレナ」、 「エクストレイル」、「ラフェスタ」、「フーガ」
スズキ、「ランディ」
(2)製作期間の全体の範囲: 平成16年10月1日~平成25年6月14日
(3)リコール合計台数:764,744 台

当リコール台数は国内だけの数値である。海外分は不明。

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