トヨタカローラ169万台 急加速の予備調査入り/米高速道路交通安全局

米高速道路交通安全局(NHTSA)は29日、トヨタ自動車の主力車「カローラ」の電子制御装置を載せた車について、意図せずに急加速したとの苦情が寄せられたため、予備的な調査を始めたと発表した。本格的な調査が必要かどうかは、検証結果をもとに判断するという。
2006~10年型のカローラ約169万台が調査の対象となる見込み。
これに関連する事故では、今年6月に駐車しようとした車で意図しない急加速があり、衝突したという事例が1件あったという。
06~10年型のカローラでは、同じように急加速したといった苦情が少なくとも163件寄せられたという。
トヨタ車の急加速問題をめぐっては、米運輸省が11年の時点で電子制御装置に問題はなかったとの判断を示している。
以上。
苦情件数もあり社関係者からのタレ込み情報だろうか。プリウスの急加速問題では、米の検査機関の調査でアクセルの踏み間違いが原因だと断定された。しかし、米司法省は各地で裁判も生じており、トヨタに対して司法取引を行い1000億円を支払わせた。トヨタは裁判で勝算があったが、長引くことからイメージダウンに繋がりため、司法取引に応じた。しかし、こうしたも司法取引が、かえって裁判多発を生み出す可能性もある。米でのプリウス問題では、隣国系アメリカ人が大量にクレームを申告していたと伝えられている。隣国産車を販売するためにイメージダウンをはかる悪質な戦法とも取れ、要注意だ。

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