トヨタカローラ 4000万台 世界記録達成

初代カローラ

初代カローラ

カローラの売上台数が世界全体で4千万台に達し、一汽トヨタはこのほど北京で、世界一になったことを祝うイベントを開催した。
トヨタの代表的車種であるカローラは1966年、7人の設計士の手を経てE10型が誕生。この年は日本の「マイカー元年」となった。これまで10回フルモデルチェンジされ、現在は11代目となる。世界140ヶ国と地域で販売されてきた。
カローラは、これまでずっと人々の多様な自動車ニーズをリードし、ニーズに応えてきた。信頼性、高品質、安全性、コストパフォーマンスの高さ、ドライバーの個性に対応した使用感は、カローラの成功に欠かせない5つの要因だという。当初の開発の80点主義が貫かれてきている。
永遠のライバルと目された日産サニーは、ゴーンと音を立て消滅、日産の名車スカイラインも風前の灯となっている。
カローラに固執してきたトヨタは、この間、派生型も多く出してきたが、カローラの名だけは切り捨てず、現在の国内では、セダンはカローラアクシオ、5ドアはカローラフィルダーとして販売されている。
カローラの中国進出は2007年、これまでに92万台が販売され、今年末には100万台を突破する見込み。なお、中国仕様では3ナンバークラスの大きさとなっている。

あわせて読みたい