京大EVベンチャー スーパーカー「GLM G4」販売 4千万円也

京大発ベンチャーで電気自動車(EV)のGLM(株)(資本金:32億2914万円(準備金含)、京都市左京区吉田本町京都大学VBL、代表:小間裕康)は18日、開発中の高級ス―パーカー「GLM G4」を海外でも販売すると発表した。価格は4000万円を想定し、国内外で1000台の販売し、同車だけで400億円の売上高を目指す。
2019年から量産をはじめ、国内に加え欧州や中国・香港・中東などで発売する。
G4は、同社にとって2モデル目、現行の「トミーカイラZZ」は国内での販売にとどまっていた。小間社長は「日本の技術を発信するショーケースとして広く売り出したい」としている。

GLMが同日発表した開発中の新モデルG4は動力源が電池とモーターのEVだが、
最高出力は540馬力、
発進から3.7秒で時速100キロ
に達するスーパーカーの性能を持つ。
一回の充電で走り続けられる航続距離は400キロで4人乗り可能な車内空間も特徴。

今年中に試作車で走行テストに入り、2019年の量産に向けて今後安全性テストや改良を続ける。
技術本部長はトヨタ出身でアンダーボディ設計からハイブリッド制御システムまで従事した藤墳裕次氏が担当している。

価格は、欧州ブランドなどの超高級車と同程度の4000万円程度を想定している。強気に見えるがこれはあえての価格設定。同社が目指すのは「EV版のフェラーリ」。高級車のほうが実は競合が少なく市場を狙いやすい」という。
一方で、部品メーカーと共同で最先端の技術を投入することで性能を高めて価格に見合ったクルマに仕立てる。現在複数の協力企業と専用のモーターや電池、車両制御ユニットの開発を進めている。

ベンチャーの同社が、大手部品メーカーと組める理由も価格設定にある。通常の量販車種ではコスト重視になり新部品の実用化には時間がかかる。価格帯が高く少量生産のGLMと組むことで開発中の製品をクルマに搭載しやすくなり、部品メーカーも技術発信がしやすくなる利点がある。
IOTコネクティッドカーとしては、自動車向けソフトウエア開発の独ATSアドバンスド・テレマティックシステムズ社と協業している。

同社では、2019年の量産後、公道走行の承認がとれた地域や国から販売をはじめる計画。拡販にあわせて量産体制を整えるため、欧州でも協力企業を通じて製造してもらう考え。
「日本の技術を多くの人に知ってもらいたい」と小間社長は意気込んでいる。
以上、同社HPおよび報道参照

<新開発の「GLM G4」/目指すはEVフェラーリ>
最大出力540ps、0-100 km/h3.7秒、4人乗り可、満充電走行距離400キロ、販売価格4000万円。

<↓ 現行の「トミーカイラZZ」>
最大出力は305ps、最大トルクは42.2kgm、0-100km/h3.9秒、満充電走行距離120キロ、パワーウエイトレシオは約2.79kg/psでバイク並み、2シーター、車重850キロ、販売価格800万円。
(走行距離は改善されている可能性あり)

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