BMWジャパン エアバッグリコール44車種10万台 Mシリーズなど
BMWジャパンは9日、次のとおりリコールを国交省に届け出た。
1、不具合の部位(部品名):エアバッグ装置(インフレータ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
運転席用または助手席用のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
3、改善措置の内容:
車両により搭載しているエアバッグのインフレータの種類が異なるため、仕様に応じて以下の改善措置を行う。
①運転席用エアバッグユニットを対策品と交換する。
②運転席用と助手席用のエアバッグユニットを対策品と交換する。
なお、対策品の準備に時間を要することから、まずは全ての使用者に対しダイレクトメールにより連絡し、対策品が準備できた段階で再度連絡し、交換作業を行う。
4、不具合件数 0 件/事故の有無 無し
5、対象車種
「BMW 116i」「BMW 118i」「BMW 120i」「BMW 120iクーペ」「BMW 120iカブリオレ」「BMW 130i」BMW135i
クーペ」「BMW 320i」「BMW 320iツーリング」「BMW 320iクーペ」「BMW 323i」「BMW 325i」「BMW 325xi」「BMW 325iツーリング」「BMW 325iクーペ」「BMW 330i」「BMW 330xi」「BMW 335i」「BMW 335iツーリング」「BMW 335iクーペ」「BMW 335iカブリオレ」「BMW X1sDrive 18i」「BMW X1sDrive 20i」「BMW X1xDrive 20i」「BMW X1xDrive 28i」「BMW X1xDrive 25i」「BMW X3 2.5」「BMW X32.5si」「BMW X3 3.0」「BMW X33.0si」「BMW X53.0si」「BMW X5xDrive 35i」「BMW X5xDrive 35d」「BMW X54.8i」「BMW X5xDrive 50i」「BMW X6xDrive 35i」「BMW X6xDrive 50i」「BMWActiveHybridX6」「BMW X5M」「BMW X6M」「BMW M3セダン」「BMW M3クーペ」「BMW M6カブリオレ」「BMW M6クーペ」
以上、44車種70型式
6、製作期間:平成16年2月27日 ~ 平成24年12月22日
7、対象台数:合計109,718台
以上、
先日、ホンダ車のエアバックをリコールで改修してもらったが、修理工場の人は、ちょっとした衝突事故でも破裂し、かなりヤバイと言っていた。早期に改修してもらった方がよさそうだ。