続、GM「シボレー・クルーズ」約3万3000台リコール

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)がタカタ製エアバッグ搭載のセダン車「シボレー・クルーズ」約3万3000台をリコール(無償回収・修理)、リコールのきっかけはジョージア州に住む女性がエアバッグ事故を受けて起こした訴訟だった。
訴えによると、この女性はブランディ・オーウェンズ氏(25)で、事故は昨年10月に同州フォーサイス郡で発生。自身の2013年型クルーズを交通渋滞中に前の車にぶつけた際、エアバッグがハンドルから引き離されるような強い力とともに作動し、自身の顔にぶつかったため、左目が失明したと主張している。運転席エアバッグは作動すべきではなかったとしているほか、エアバッグのインフレーターに「過剰な力が加わった」としている。
同氏は4月下旬、GMとタカタを相手取り、自身の車と運転席エアバッグは「欠陥品で過度に危険」だったとして、損害賠償を求めアトランタ連邦裁判所に提訴した。オーウェンズ氏の代理人は訴訟に関するコメントを拒否した。
タカタの米国での広報担当者からは今のところコメントを得られていない。
GMは26日に米道路交通安全局(NHTSA)に提出した資料の中で、エアバッグが誤作動したというシボレー・クルーズに関する訴訟を知ったのは5月1日だとした。
4日後に当該車両を検査し、5月下旬および6月上旬に2回、NHTSAに状況を説明したとしている。
GMは資料の中で訴訟の詳細には触れていないが、事情に詳しい関係筋によると、これはオーウェンズ氏が起こした訴訟だという。
以上、ロイター参照
タカタ製エアバックの何百万台にもなる日本車の旧型車のリコール、当初トヨタが発表、その後ホンダなど各社が発表、計500万台近くになる。だが、この間、タカタの株価は微動だにしない。本日は全体が下がる中、上げている。株はわからない。

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