ハーレーダビッドソン 排ガス機器で米制裁12億円 「スーパーチューナー」
米環境保護局(EPA)と米司法省は18日、ハーレーダビッドソンが排ガス規制の基準を上回る有害物質を排出する機器を販売したとして、約1200万ドル(約12億円)の制裁金を支払うことに合意したと発表した。
同社はこれとは別に、環境対策として約300万ドル(約3億円)を支出する。
EPAによると、ハーレーが販売したバイクの出力などを調節する「スーパーチューナー」と呼ばれる機器を使うと、窒素酸化物などの排出量が基準値を上回る場合があるという。
同社は2008年以降、この機器を約34万個販売している。全米で回収し、販売も中止する。海外で販売する分については、今後、米国で使用できないことを明記するという。
以上、報道