マツダ 運転安定性の世界初技術搭載へ

キラリと光る技術開発を行うマツダ、欧米の評価は日本より高い。
マツダは28日、長時間のドライブでも疲れにくくなる世界初の技術を神奈川工科大と共同開発したと発表した。
速度を自動的に微調整することで、ハンドルのふらつきを減らして走行中の揺れを抑え、運転者だけでなく同乗者の疲労も軽減できるという。今夏から順次、販売車両にシステムを搭載していく。
一般的にドライバーは運転中、直線でもカーブでも無意識にハンドル操作を修正し続けており、こうした不規則な揺れが疲労や車酔いの一因になる。

これに対しマツダは、ハンドルの動きに連動して0.1秒間に20回という頻度でエンジンの力に微妙な強弱を付ける技術を導入。ハンドルのふらつきを減らし、車の揺れを滑らかにすることができた。
具体的には、カーブなどでハンドルを切り始めた時点で、ドライバーが気付かない程度に減速して重心を車の前方に移す。カーブを抜ける時にはわずかに加速して重心を戻す。これらの仕組みでタイヤを路面に押しつける力が強まり、走行が安定しやすくなる。特に路面状態が悪いほど効果が表れ、落ち着いて運転できるという。ソフトウエアの改良で対応するため、価格面での影響はほとんど無い。

2WDではコーナーで結構振れるが、4WDに近く安定した運転が出来るようにしたのだろうか。

<マツダの4月の生産・販売状況>5月30日発表分
世界生産台数:4月8.1%増の122,890台、1~4月8.2%増

販売台数、国内▲22.8%減の12,164台、1~4月▲17.1%減の81,057台
海外18.6%増の70,517台、1~4月10.4%増の261,053台
欧州では4月71.2%増の18,114台、その他も37.1%増の17,543台と評価されている。
アメリカでは4月▲6.8%減の27,681台、1~4月では10.8%増の112,242台となっている。
国内は4月▲22.8%減の12,164台、1~4月でも▲17.1%減の81,057台と国内景気とメジャーの攻勢に大幅に落ち込んでいる。

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