日産自が北米向け「ローグ」を日産自動車九州で補完生産

9日、日産自動車株式会社は北米向けクロスオーバーSUV「ローグ」(日本名:エクストレイル)を、同社の生産子会社である日産自動車九州株式会社で補完生産することを決定。

北米向け「ローグ」の日産自動車九州での生産開始は、2016年春を予定しており、生産台数は年産10万台程度の規模を計画。

これにより、2016年度の国内生産台数は100万台を回復すると見込んでいるとのこと。

「ローグ」はコンパクト・クロスオーバーSUVの中核となるモデルで、2013年11月に米国で発売して以降、同車が持つ「最適なサイズ、使いやすいユーティリティスペース、優れた環境性能」が高い評価を得ており、特に本年1-6月の米国での販売実績は前年同期比で36.3%増の13万5千台と、非常に好調な販売を維持している。

北米向けの現行「ローグ」は米国テネシー州スマーナ工場、及び韓国のルノーサムスンの工場で生産していますが、工場の生産能力は好調な販売に追いつかない状況が続いており、増産に向けた様々な対応策を検討していた。

 

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