自動運転車 2035年までに10%の1200万台に達する予想
1月8日、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、自動運転車の販売台数が2035年までに世界で年間約1200万台に達し、全体の10%程度を占めると予想した。
BCGが米国のドライバーを対象に調査したところ、回答者の44%が向こう10年以内に自動運転車を購入することを検討すると回答したという。
BCGグローバル自動車部門のトーマス・ダウナー氏は「これは、自動車史上100年に一度の大変化となる」と述べた。
米ゼネラル・モーターズ(GM)、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)VOWG_p.Deのアウディ部門、ダイムラーのメルセデス・ベンツ部門が、すでに自動運転車を手掛けているが、まだ人的介入が必要な段階。
消費者が注目する主要な要素の一つが安全の確保。乗車中に運転以外のことができる点や保険料と燃料費の安さも注目されている。
今週ラスベガスで開催されている家電見本市(CES)では、メルセデス、アウディが、多彩な自動機能を搭載した車種を展示。
ダイムラーのツェッチェ最高経営責任者(CEO)とアウディの最高技術責任者(CTO)は、今後5─10年で段階的にさまざまな自動システムが導入されていくだろうと述べたとロイターが報道している。
日本の各社もすでに試験走行させている。センサー技術の発展と交差点等に対するインフラも必要かと思われる。
後100年も経てば、アニメのように自動車が空を飛んでいるのかもしれない。
自動車は、蒸気自動車が造られたのが1769年、ガソリン車は1870年であった。