日産25万台リコール セレナ、エクストレイルなど 燃料漏れの恐れ

日産は27日、国交省へリコールを次のとおり提出した。

1、不具合の部位(部品名): ①燃料装置(燃料圧力センサ)②原動機(高圧燃料ポンプ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
①エンジンの燃料供給レールに取り付けている燃料圧力センサの締付けが不適切なため、エンジンの振動等により締付けが緩むものがある。そのため、燃料圧力センサの取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがある。
② 全輪駆動車の高圧燃料ポンプにおいて、フィルタ部の形状が不適切なため、燃料タンク内に水分が多い場合、極低温環境下における走行風の影響等により燃料配 管中の水分が凍結し、当該フィルタ部に氷が詰まることがある。そのため、燃料噴射量が減少し、エンジン回転が不安定となり、最悪の場合、走行中にエンスト するおそれがある。

3、改善措置の内容
①全車両、燃料圧力センサを適正なトルクで増し締めする。
②全車両、当該高圧燃料ポンプを対策品と交換する。

4、不具合件数 ①15件 ②14件、 事故の有無 無し
5、対象車両:「セレナ」「エクストレイル」「ジューク」「ランディ」の4車種、合計251,194 台)
6、製作期間:平成22年11月15日~平成26年10月21日

あわせて読みたい