ホンダ NYショーでセダン新型Acura「TLX」発表 今秋 米で販売へ
Hondaの Acuraは、2014年ニューヨークオートショーにおいて、ミドルサイズラグジュアリーセダンの新型「TLX」の量産モデルを発表した。
TLXは、現在販売している「TL」や「TSX」に置き換わるミドルサイズのラグジュアリーセダン。
TLXは、しなやかで引き締まったアスリートを思わせる、洗練されたエクステリアデザインを実現している。
パワートレインには、新開発の2.4L直噴DOHC i-VTEC直列4気筒エンジンと、「MDX」に搭載している3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを採用。
新開発の2.4L直噴DOHC i-VTEC 直列4気筒エンジンは、206馬力の最大出力と182lb.-ft.の最大トルクを実現。さらに、新開発の世界初トルクコンバーター付き8速DCTを組み合わせ、素早い変速やシフトダウン時の自動回転合わせなどにより、スポーティーな走りを実現するとともに、低速走行時のスムーズな走りを可能としている。
これらの新技術により、2.4Lモデルは24/34/28mpg(※4)の燃費を達成している。
3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンは、290馬力の最大出力と267lb.-ft.の最大トルクを実現しながら、状況に応じて使用気筒数を6気筒と3気筒に切り替える可変シリンダーシステム(VCM)を採用。また、新たに採用した9速オートマチックトランスミッションと組み合わせることにより、FFモデルで21/34/25mpg、SH-AWD(R)モデルで21/31/25mpgの燃費を達成している。
トランスミッションは、2.4Lエンジンには新開発の世界初トルクコンバーター付き8速DCTを、3.5Lエンジンには、新たに9速オートマチックトランスミッションをそれぞれ組み合わせ、高出力と低燃費を両立している。
また、FFモデルには「RLX」に搭載しているプレシジョン・オール・ホイール・ステア(Precision All-Wheel SteerTM)を採用し、高い旋回性と安定性を両立している。
さらに、3.5Lには、従来より25%軽量化した新世代の四輪駆動力自在制御システム(SH-AWD(R)を搭載したモデルも設定。
これらの新技術と、新開発ボディーやシャシーを組み合わせることにより、TLXはAcuraラインナップにおいて最も俊敏でスポーティーなダイナミック性能を実現している。TLXは、全米で2014年後半より販売開始する。