LEXUSの“F”モデル「GS F」北米自動車ショーに出展 スポーツセダン/トヨタ

LEXUSは、米国・デトロイトで1月12日~25日に開催される2015年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、新たな“F”モデルとなる高性能スポーツセダン「GS F」を出展する。
2014年にデビューしたスポーツクーペRC Fに続き、“F”モデルのラインアップにGS Fを加えることで、LEXUSのスポーツイメージを一層強化することを目指す。

GS Fは、GSをベースにしており、クルマの心臓部にあたるパワートレーンには、V型8気筒5.0L自然吸気エンジンを採用。トランスミッションの8-Speed SPDS、Mポジション選択時に最短0.1秒での変速を可能とし、本格的なスポーツドライビングを楽しめる優れたレスポンスを実現している。
【GS F エンジン主要諸元】(北米仕様) 
2UR-GSE
総排気量(cc)  4,969
最高出力(kW[PS]/r.p.m.)  348[473馬力]/7,100
最大トルク(N・m[kgf・m]/r.p.m.)  527[53.7]/4,800~5,600

 また、RC Fと同様に駆動力制御システムTVDを採用し、コーナリング時に後輪左右の駆動力を最適に電子制御し、理想的な車両挙動を実現する。TVDには3つのモードが設定され、「STANDARD」は俊敏さと安定性の最適なバランスを維持、「SLALOM」はステアリングレスポンスを重視、そして「CIRCUIT」は高速サーキットでの安定性を重視している。

サスペンションを専用設計とし、スポーツドライビング時の路面に吸い付くような高い操縦安定性と、一般道での快適な乗り心地を両立している。GS Fは、街中や高速道路での安定感を実感する内に、峠道やサーキット走行も味わってみたいと、ドライバーに思わせるようなクルマであるとしている。
【GS F 主要諸元】(北米仕様)
 全長(mm)   4,915
 全幅(mm)   1,845
 全高(mm)   1,440
 ホイールベース(mm)  2,850
 トレッド前/後(mm)   1,555/1,560
 車両重量(kg) 1,830
 タイヤ&ホイール  前 255/35R19 & 19×9J
 後 275/35R19 & 19×10J

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