GMリコール 今度はパワステ150万台リコール  今年に入り計600万台超

GMは3月31日、パワーステアリングの欠陥に絡み、150万台以上をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
これによりGMが年初からリコールした車は626万台に達する。(点火スイッチ260万台、エアバッグ150万台、今回のパワステ150万台など)
今回リコールする150万8445台のうち130万台以上は米国でのリコール。
リコール対象の6モデルのうち3モデル
1、2010型「コバルト」コンパクト、
2、2009─2010年型「シボレー・HHR」コンパクト、
3、2004─2007年型「サターン・アイオン」コンパクト)
は、イグニッション・スイッチ(始動装置)の不具合で、全世界で行っているリコールの対象車。
残りの3モデルは、
4、「シボレー・マリブ」セダンの2004─2005年型、2006─2008年型の一部、
5、「サターン・オーラ」セダンの2008─2009年型、
6、「ポンティアックG6」セダンの2005年型、2006年、2008年、2009年型の一部。

GMは31日、主にリコールに関連し、第1・四半期に最大7億5000万ドルの費用を計上するとの見通しを示した。
同社は前週末、点火スイッチの不具合に伴うリコールで、新たに97万1000台をリコール対象とすると発表していた。
なお、2013年12月27日には、上海GMが、燃料ポンプを固定する部品に不具合があるため、中国内で約146万台をリコール(回収・無償修理)すると発表していた。

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