ルノー カングーをリコール 延2800台 危ない
ルノーは2日、2件のリコールを国交省に届け出た。
(1)
1、不具合の部位(部品名):燃料装置(燃料ホース)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
エンジンルームにおいて、燃料ホースの取り回しの指示が不適切なため、燃料ホースとエアコンパイプが干渉するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料ホースが摩耗して燃料が漏れるおそれがある。
3、改善措置の内容:
全車両、燃料ホースとエアコンパイプに保護チューブを装着して適切な位置に燃料ホースを取り付ける。なお、燃料ホースに摩耗がある場合は、新品に交換する。
4、不具合件数:0件、事故の有無:無し
5、対象車両:カングーの1車種1,951台
6、製作期間:平成24年10月26日~平成26年05月22日
(2)
1、不具合の部位(部品名):制動装置(ブレーキパイプ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
制動装置のブレーキパイプにおいて、ABS油圧調整装置への取り付け工程で、ブレーキパイプを誤った位置に取り付けたものがある。そのため、ABS作動時等にブレーキが適切に作動せず、走行安定性を損なうおそれがある。
3、改善措置の内容:全車両、ブレーキパイプの取り付け位置を点検し、誤っている場合は、ブレーキパイプを新品に交換して適切に取り付ける。
4、不具合件数:0件、事故の有無:無し
5、対象車両:カングー1車種858台
6、製作期間:平成24年10月02日~平成25年04月24日