VW 世界販売950万台販売 過去最高 中国だけで327万台

欧州自動車最大手、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は11日、2013年のグループ全体の世界新車販売台数(一部商用車を除く)が前年比4・8%増の約950万台となり、過去最高を記録したと発表した。

VWは12年の販売台数でトヨタ自動車、米国のゼネラル・モーターズ(GM)に次ぎ、世界3位だった。トヨタ、GMは13年の販売台数をまだ発表していない。
発表によると、欧州市場では0・5%減の約365万台と低迷したが、北米とアジア太平洋地域での販売が好調だった。中でも中国での販売は16・2%増の約327万台で、300万台を初めて突破し、中国で(合弁含め)最大の自動車メーカーとなっている。
VWは2018年までに70億㌦を北米市場に投資すると発表し、2018年にはVWとアウディブランドで100万台の売上高を計画している。北米市場に2016年には新SUV車を投入する。
VWは、中国で儲かった資金を、米国に投下する。中国ではすでに昼程度の水準に至った中国勢の台頭から、低価格競争に陥っており、売上高や販売台数は伸びるものの、利益は今後期待できなくなっている。そのためにも、利益が取れる米国市場の強化を図るもの。

<VWグループ>
フォルクスワーゲン (独)
シュコダ (チェコ)
ベントレー (英) 高級車
ブガッティ (仏)
アウディ (ドイツ)高級車
セアト (スペイン)
ランボルギーニ (イタリア)超高級スポーツ車

ドイツ政権やドイツの過去の政権担当者たちお呼びマスコミが、今日、日本批判を展開しているが、中国への輸出や中国進出企業の活躍でドイツ経済がやっと保たれているドイツ経済の状況であり、単に中国に媚を売るために、日本批判しているに過ぎない。
オバマも含め欧米諸国の政権担当者たちは、目先の自国の利益のためだけに発言する。選挙対策や人気取りのためだけの行動や発言を行う。
逆に日本の政権担当者たちは、自国の利益がマイナスになることを平気で行う。

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