GM/仏プジョー&シトロエンとの共同開発止める

GMは、ロシアと中南米での販売不振から経営再建中の仏のプジョー&シトロエンと共同開発や共通プラットフォームの構築などを目的に2012年2月、資本業務提携を締結していたが、GM車は欧州では売れず、それも景気悪の欧州に経営資源を投下するより、売上台数が300万台に達した中国に対して、経営資源を集中させるべく、提携を解消した。
それにより、GMはプジョー株の持株2,483万株(持株比率7%)のすべてを売却、12日終値の最大5.9%ディスカウントして、私募形式で売却するという。
プジョーは、別途2013年期の評価損として1,565億円(11億ユーロ)を計上すると発表している。また、プジョーは、GM支援の下、中国の東風汽車との提携を目指しているという。
なお、GMは欧州でオペルを傘下としている。
GMは、本国と中国での販売が絶好調で、世界的な経営体制の見直しを行っており、先日も市場の小さい豪州にある2ヶ所の工場も2017年までに閉鎖すると発表していた。
今のGMは、中国ではオバマも動かすほどのハゲタカ。

あわせて読みたい