フランス自動車市場 回復の兆しか 7月0.9%増 ルノー4.7%増
フランス自動車工業会(CCFA)が発表した7月の同国の自動車販売台数は、前年同月比0.9%増の15万0,248台となった。
関係者は、販売台数の落ち込みが終息に向かっていることをはっきりと認めることができる。最近の一連の新型車投入が大きく貢献したと述べている。
メーカー別では、
仏PSAプジョー・シトロエンが0.9%増、
仏ルノーが4.7%増、
独BMWのBMWブランドが8.8%増
独ダイムラーのメルセデス・ベンツブランドは▲6.8%減
となった。
ルノーは、欧州市場での低迷を、日産との関係や低価格車、新興国への進出により、シトロエン・プジョーのような大きな落ち込みを回避している。今では、日産さま様。
ルノーの上半期の決算は、営業利益は15%増の5億8300万ユーロ。売上高は▲0.9%減の204億4000万ユーロとなった。欧米が貿易圧力を強めたイランでは苦戦した結果の売上高となっている。
欧州市場の景気回復を願うばかりだ。