中国　５月の自動車販売台数４月に続きマイナスに　▲０．１％減　日本勢はプラス

中国汽車工業会が発表した５月の自動車販売台数は、前年同月比▲０．１％減の約210万台となった。４月は▲２．２％減、３月は４．０％増だった。
１～５月では前年同期間比３．７％増、前年同期間比は７．０％増だった。
小型自動車（1600ＣＣ以下）の減税率が今年から５％（それ以前は１０％）に引き下げられ、昨夏からは昨秋に減税終了見込みで駆け込み需要もあり、その反動減がしばらく続くものと見られる。
小型車を販売しているＧＭやＶＷにその影響が出ている。
ただ、日本勢は好調に推移している。これは、ベンツやＢＭＷなどの独車の価格が高く、同等の馬力と性能・装備を持つ日本車が２割以上安く、見直されていることによるもの。こうした現象は、韓国でも生じている。
中国でもブランドだけで購入する時代は終わりつつあり、また小型車＝大衆車の販売が減税に釣られて予想以上に多かった反動も出ている。日本車の場合、中国でも米国でも中古車価格、下取り価格が高いというメリットもある。

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